ー私の目標は、語学屋(本来はあまり良い意味ではないと思うが)なることですー
タイトルは偉そうに書いていますが、本当に軽く勉強しただけですので…
ですが、感じることはありました。それまでに、英語は多少勉強をしていたわけで
基本は英語との比較になります。
どちらも英語と語順が同じなので、英語話せると有利。
主語 動詞 目的語の順で、日本語から考えてしまうと混乱するのですが
英語から考えると楽かもしれないです。
何が言いたいかといいますと、
I Love youは、Iは中国語で我、loveは愛、youは你という具合に。
英語を話すときに、日本語を考えて英語に直すことは初心者(?)かもしれませんが、
それにしてもこのメリットは大きいです。
そういった意味で、私は勉強したことがないですが、日本人は韓国語を比較的学びやすいと
聞いたことがあります。
次に発音ですが、中国語の発音は難しい。日本語の「あ」は言ったいくつあるみたいに
明らかに音の数が多いです。また、4声(単語を発音する際の音の高低、イントネーション)
これはもういじめです。同じ、「マ」でも声調(イントネーション)が違うことで全
く意味が異なります。
その点、ポルトガル語の発音は比較的簡単です。日本語に近いものがありますし、
アクセントもルールがあるので慣れてくると、意味は分からなくてもそれっぽく読むことは可能です。
文字については、中国語は漢字、ポルトガル語はローマ字ですので、ある程度英語を勉強してきた
日本人であれば、どっちもどっちでしょうか。中国の文字はもちろんアルファベットより多いわけですが
日本の感じを知っている我々にとって、意味を類推したりすることもできます。まあ、
甲乙つけがたいところではありますが。
最後に文法。中国語は比較的簡単だと思います。時制によって動詞の変化は一切起こりません。
明日とか昨日など副詞で、未来や過去を判断するからです。一方、ポルトガル語は、
ラテン系の言葉すべてかと思いますが、動詞の活用がとんでもなく多いです。
いわゆる現在形だけでも1人称単数、2人称単数、3人称単数、1人称複数、2人称複数、
3人称単数と6種類あります。(主流のブラジルのポルトガル語では、2人称は3人称で
代用されていますので4種類)。それが、ざっくりいうと、過去も未来も、
あとそれぞれ、直説法と接続法なるいうものもある(単純に倍になる)のです。
それに加え、名詞に性があるのも、慣れていないわれわれ日本人には
少し面倒です。大体aで終わる名詞は女性名詞、oで終わる名詞は
男性名詞など見ればわかるものが多いのですが、就職する形容詞の語尾も変化するなど少し厄介です。
もちろん、それぞれに、難しいところ、とっつきやすいところあります。
ちなみに、母国語として使用する人口の多い順番を見てみますと
1位中国語、2位英語、3位スペイン語、4位ヒンディー語、5位アラビア語、6位ポルトガル語
7位ロシア語となっていて、ポルトガル語も中国語も上位に入っています。
それに加え、どちらもとてもきれいな言語(耳障りの良い言語)だと私は思っています。
ポルトガル語はもともと美しい言語と言われていますし、今の中国語はとてもきれいだと思っています。
かなり昔、それこそ30年位前、中国語の需要は増えると思っていて、勉強しようかと思った時期が
ありましたが、どうしても、音が好きになれず(喧嘩をしているように聞こえて)結局手を
付けませんでした。でも、今の中国語は特に若い女の子などが話すと本当にかわいいと思います。
皆さんも英語だけにきめつけずお気に入りの言葉を見つけて勉強を始めてみるのもありかと思います。
では、語学屋に一歩でも近づけることを祈って、この辺りで失礼いたします。